【バスケット】ペネトレイトとは?意味・コツ!練習方法も!

バスケット用語では同じような言葉があり困惑しやすく、ペネトレイトも困惑しやすいバスケット用語のひとつです。

 

そこで本記事ではペネトレイトの意味や、ペネトレイトがうまくなる練習方法などを中心に紹介します!

 

 

【バスケット】ペネトレイトとは?意味など

オフェンスする際に、ディフェンスとの1対1全体のことをペネトレイトといいます。英語では「侵入する、貫く」などの意味があります。ペイントエリアまで侵入してシュートを打ったり、侵入して味方へのパス、1対1を仕掛けて抜かないでシュートすることもペネトレイトになります。

 

ペネトレイトとドライブ、カットインとの違い

ペネトレイト、ドライブ、カットインは似た動きが出てくるので混同しがちですが、違いをしっかり把握しましょう。

 

ペネトレイトは、先述した通り「1対1全体」を指します。ドライブはドリブルでディフェンスを抜き去ることです。一般的にはドリブルでディフェンスを抜き去る意味でドライブは使われますが、正確にはドリブルでボールを運ぶこともドライブになり、ドリブルで抜き去るだけがドライブの意味にはなりません。

 

カットインは自分がボールを持っていない状態で、空いたスペースに走りこみ、味方選手からのパスを受けシュートすることです。

 

ペネトレイト

動画の選手は、ディフェンスとの1対1を仕掛けてシュートまで行っており、これはペネトレイトに当たります。相手を左右に揺さぶるクロスオーバードリブルから、ダブルクラッチしてレイアップシュートしています。高等技術が詰まったペネトレイトになります。

 

ドライブ

デリックローズ選手はNBAの中でも屈指のドライブの名手です。

 

特にシカゴブルズ時代のローズ選手は高い身体能力を活かしドライブからのシュートをバシバシ決めました。ディフェンスを抜き去る圧倒的なスピードや、ディフェンスに当たり負けしない強靭なフィジカルが彼のドライブを支えました。

 

非常にシンプルですがドライブを成功させるには、ローズ選手までとは行かなくても、ディフェンスを抜き去るスピードと、ディフェンスに当たられてもシュートできるフィジカルが重要です。

 

カットイン

動画は栃木ブレックス、田臥選手のカットインです。味方がリバウンドを取って、ローポストでオフェンスを開始したと同時に、田臥選手が空いているスペースに走りこみます。そこに味方選手がパスを出しシュートまで持って行きました。ディフェンスがリバウンドを取った選手の方に意識を向けすぎており、田臥選手への対応が遅れました。

 

この動画のようにディフェンス全体が、オフェンスを見る方向を絞りすぎるとカットインが決まりやすくなります。

 

 

【バスケット】ペネトレイトの狙いは?

ペネトレイトの狙いはオフェンスの選択肢を増やすことです。もしチーム全員がペネトレイトせずにパスばかりしていたら当然ですが勝てません。1対1がなく、フリーでシュートを打てる状態は試合の中ではそこまで多くはありません。

 

そこでペネトレイトを使うことで、1対1からシュートやパスができればシュートオプションが広がり、ポイントを取る確率が上がるため、ペネトレイトは重要になります。

 

 

【バスケット】ペネトレイトを成功させるコツ

ペネトレイトを成功させるためには、いくつかのコツがあります。単純にドリブルがうまくなったから成功するわけではありません。そこでこちらではペネトレイトを成功させる5つのコツを紹介します。

 

シュートバリエーションを増やす

シュートの種類が1つのみであればディフェンスに読まれやすくなり、ペネトレイトが成功しにくいです。そのため、シュートバリエーションを2つ、3つと増やしてみましょう。

 

ジャンピングシュートを使えば、ジャンプシュートよりも前のタイミングでシュートでき、ジャンプシュートを警戒していたディフェンスを欺くことができます。レイアップシュートでなくワンステップレイアップシュートを使えばジャンピングシュートと同じくディフェンスを騙してペネトレイト成功率を上げられます。

 

シュート精度を高めてディフェンスに警戒させる

ペネトレイトの成功率が抜群に上げるにはシュート精度を高める必要があります。

 

シュートがバシバシ決まる選手だとディフェンスは「シュートチェック厳しくしなきゃ」、と警戒します。警戒すれば自分により近づくのでドリブルで抜きやすくなります。ペネトレイトを成功させたいと思うのであれば、シュート精度を高めれば自ずと成功率は上がります。

 

1on1のときはトリプルスレットからはじめる

トリプルスレットとはパス、シュート、ドリブルがすぐ行えるバスケットの基本姿勢のことです。肩幅に両足を広げ、膝がつま先より出ないよう曲げ、骨盤を骨盤を寝かせ、ボールを右膝あたり構えます(右手シュートの場合)。この姿勢ができているとディフェンスは、パス、シュート、ドリブル3つの動きを警戒し、ディフェンスを惑わしやすくできます。

 

隙を狙い素早く仕掛ける

オフェンスの基本ですが、隙を狙い素早くペネトレイトを仕掛けると成功率が上がります。ヘルプディフェンスが遅いと感じたら、積極的に中に切り込む。シュートチェックが甘いと感じたらすぐにシュートするなど、隙を見つけたら間髪入れずに素早く仕掛けると効果があります。

 

身体能力、瞬発力を高める

シンプルですが、身体能力と瞬発力が高まればペネトレイトは成功しやすいです。

 

誰も追いつけないないようなスピードがあれば、高いドリブル技術を必要とせずに簡単に抜けます。また瞬発力が高いとフィジカルコンタクトが激しくても、相手を跳ね返してシュートまで持ち込めるます。非常にシンプルな方法ですが、身体能力と瞬発力の向上でペネトレイトが成功しやすくなります。

 

 

【バスケット】ペネトレイトの練習方法

ペネトレイトの練習方法はペネトレイトからのパス、シュートの2つになります。ペネトレイトからのパスは、数的有利を作った状態でのパス。ペネトレイトからのシュートでは、ディフェンスのマークやブロックからのシュートを紹介します。

 

ペネトレイトからのパス

まず、オフェンスが2対1になる状況を作ります。

 

ボールを保持するオフェンスはフリースローラインより5歩下がった位置、ボールを持っていないオフェンスはローポストで待ちます(左右どちらのローポストでOK)。ディフェンダーはローポスト側につきます。この状態からボールマンがペネトレイトし、ディフェンダーはボールマンにチェックに行きます。ボールマンは空いたローポストの選手にパスし、シュートします。

 

この練習は3対2でもできるので、2対1のパターンと3対2のパターンどちらでもできるように練習しましょう。

 

ペネトレイトからのシュート

ユーロステップはペネトレイトからのシュートで有効なシュートで、レイアップシュートの中のシュートのひとつです。ユーロステップは1歩目のステップと違う方向に2歩目をステップしてシュートします。相手マークを左右に揺さぶることでマークを外し、シュートしやすくなります。

 

ユーロステップの練習で意識したいポイントは、「左右に大きくステップすること」です。左右に大きくステップしないと相手に接触しファウルになるか、相手の正面からのシュートになりブロックされやすくなります。そのためステップを、左右大きくステップすることを意識して練習しましょう。

 

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参考にしたい!NBA選手のペネトレイト

こちらではペネトレイトが上手いNBA選手を紹介します。お手本があるのとないのとでは、ペネトレイトを習得するまでの時間が大きく変わります。これから紹介する3選手のペネトレイトを参考にして、練習に活かしましょう。

 

マヌ・ジノビリ

元NBAのスーパースター、マヌ・ジノビリは相手の隙をつき、スルスルとペイントエリアまで行きシュートするプレイが多いです。左右にドリブルしマークを外し、独特なステップでヘルプディフェンスをかわします。また切り込む以外にもシュート、パスともに精度が高く、ディフェンスが非常にしにくい選手です。

 

ドウェイン・ウェイド

マイアミヒートのスーパースター、ドウェインウェイドは身体能力を活かしたペネトレイトを武器にしています。圧倒的なスピード、滞空時間の長いジャンプ、ビックマンにも当たり負けしないフィジカル、どれもペネトレイトを成功させる上で大切な能力です。

 

ドウェイン・ウェイドのようなペネトレイトを身につけるには、下半身だけではなく、上半身の筋トレや、ダッシュを繰り返す練習が必要です。

 

トニー・パーカー

トニーパーカーはNBA屈指のスピードで相手を惑わせます。考える暇を与えないほどの圧倒的なスピードでペイントエリアに切り込んでレイアップシュートしたり、高いパス技術でシュートモーションからフリーの味方にパスをするなど、ディフェンスを切り裂くペネトレイトが特徴です。

 

トニーパーカーのようなペネトレイトをしたければ、ダッシュを繰り返したり、スクワットをして爆発的なスピードを生み出す下半身のトレーニングを重点的におこなう必要があります。

 

 

まとめ

ペネトレイトがうまくなれば、相手チームの脅威となり、味方チームの強力な武器になります。本記事で紹介した、ペネトレイトを成功させるコツや、おすすめの練習方法、そしてNBA選手のペネトレイトを参考にして、ペネトレイトを自分の武器になるよう練習しましょう!

 

 

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