【第10回】パーソナルトレーナー大塚先生、出張キャンペーン@千葉県千葉市

12月中旬の週末は天気に恵まれ、晴天の空の下で当イベントの最終日を迎えることができた。全国でバスケットボールチームは約6万チームあり、当キャンペーンに応募いただいたチームの中から選ばれた10チームの最後の組のイベントである。そんなフィナーレの舞台となったのが、千葉県千葉市である。男女混合のミニバスチームで総勢39名の子供たちへのイベントとなった。多くの保護者も見学に訪れ、冬の体育館の中は熱気に包まれていた。


目次

  • バスケ特有の動きを取り入れた体の使い方を覚えるトレーニングメニュー
  • 千葉市のミニバスへ訪問!
  • 年末の大掃除前に”雑巾がけダッシュ”
  • お正月にぴったり!?カードを使ったトレーニング
  • 競争心と達成感

バスケ特有の動きを取り入れた体の使い方を覚えるトレーニングメニュー

チームの監督からの要望は、体格が大きい選手が少ないため、当たり負けをしないような体の使い方を身につけさせたいという内容だった。足を速く動かせるように瞬発力が向上するようなメニューが知りたいという悩みを抱えていた。バスケットボール特有の体の使い方や視野の持ち方を鍛えながら、体の使い方を覚えていくメニューを今回は用意することになった。

千葉市のミニバスへ訪問!

当キャンペーンはJBA(日本バスケットボール協会)会員限定情報誌である「TIPOFF(ティップオフ)」の読者限定で全国のチームを対象とした超一流のパーソナルトレーナーをバスケチームに派遣するというものだ。多数のご応募の中から選ばれたのは、千葉市で活動しているミニバスチーム「千葉レッドローズ(女子)」と「千葉レッドファルコンズ(男子)」である。

 

また、当イベントの最終章を担当してくださったのは、千葉県を中心に活動されているパーソナルトレーナーの大塚先生(詳細は下記URLを参照)。数多くのスポーツチームのフィジカルトレーニングのレッスンを抱えており、アスリートの目線に合わせた指導を得意としている。サッカーやバスケ、トライアスロンなどの自身のスポーツ経験を活かして、スポーツの特性を理解した上で必要なトレーニングメニューを提案してくれる。大塚先生は、年末年始にぴったりのメニューを作ってくれた。

年末の大掃除前に”雑巾がけダッシュ”

1年間練習で使ったものに感謝の気持ちを込めて、年に1度の年末の大掃除。昔はよく雑巾がけをしていましたが、最近ではあまりその姿を見る機会は減ってしまいましたよね。雑巾がけは体の使い方をマスターするためにも有効な練習メニューとして、大塚先生は紹介してくれた。

雑巾を持った子供たちをサイドラインに並べ、前方に進ませた後、戻ってくるときは雑巾の上に足を乗せて後ろ向きで進むというメニューだった。後ろ向きに雑巾がけをしたことのない子供たちは最初は苦戦し、お尻をフリフリさせ、手に体重が乗りすぎて倒れこんでしまう子供たちが相次いだ。このメニューでは、重心の置き方や体幹を鍛えることができる。何回か繰り返すにつれて、お尻の振りは小さくなり、スピードも出るようになった。高学年の選手たちは競争して勝ち負けを競い合い、楽しみながら練習をこなしていった。

雑巾がけの応用として、2人1組となって手を交差させ、互いの雑巾に2人の片手同士が乗っている状態で進むというメニューも行われた。息を合わせて、相手のスピードや重心を意識しながら進む必要があり、こちらも子供たちは苦戦した。大塚先生は、バスケは試合中5人で息を合わせる必要があり、2人で息を合わすことができなければ5人で息を合わせることはできないと言った。2人1組の雑巾がけは相手との距離も近いので、スピードや重心や息遣いを感じやすいが、試合では5人が密着しているわけでもないのでさらに難易度は上がるのだろう。雑巾がけ一つをとっても、バスケで大切な要素をたくさん学ぶことができるのだ。

お正月にぴったり!?カードを使ったトレーニング

お正月の過ごし方の一つとして、家族や友達とトランプやカルタをして遊ぶこともあると思いますが、大塚先生はそれと似た動きを取り入れたメニューを紹介してくれた。両面に数字の書かれたカードを用意し、バスケットボールのコート全面にカードをばらまいた。カードには数字の1から8までの数字が振られており、色は5色(赤・青・黄色・緑・黒)が書かれていた。子供たちは、コートに散らばっている数字を1から8までの数字を順番に拾っていくという、至ってシンプルなルールのメニューである。

カードを使ったこの練習メニューは、『ビジョントレーニング』と言われており、カードを探し回っている選手同士がぶつからないように動きつつ、どこになんの数字・色のカードがあるかを覚えるというのが練習の狙いである。視野を広く持ち他の選手よりも効率的に動き、カードの位置を覚えながら取り組むことが練習のコツである。

カードを使ったメニューも様々な応用を利かすことができ、同じ色のカードを集める、数字ではなく文字や絵柄にしてみる、2チームに分けて集めるカードを指定するなどをすることで毎回新鮮な気持ちで練習に取り込みことができるのもビジョントレーニングの魅力の一つと言えるだろう。

競争心と達成感

大塚先生の紹介してくれたメニューでは、競争ができるものや難易度をコントロールできるようなものが多かった。競争をしている子供たちは勝敗に一喜一憂しており、「勝ったー!やったー!」と歓声を上げていた。難しいメニューでも何度も繰り返すことでできるようになると「できた!!」とペアを組んだ者同士で喜びを分かち合っていた。競争心や達成感はスポーツにとってとても大切な要素であり、それの積み重ねが成長につながるのだろう。

大塚先生は最後に大事なことを2つ、子供たちに伝えた。「1つ目に常にボールには触れていてほしい。バスケットボールを常に触り、バスケをもっと心の底からもっと楽しんでほしい。2つ目に高学年の子供たちは何のための練習であるかをもっと意識して取り組めると、練習の質は上がり、成長につながると思う。」というものだった。体の使い方を身につけることでバスケのプレイは成長し、試合にも勝てるようになるだろう。しかし、試合で勝つという結果以上に、毎日の練習で少しずつ成長している自分に出会うことでスポーツをもっと好きになるだろう。その経験は子供たちにとって、とても大切なものになるだろう。

 

 

大塚先生のプロフィール

https://www.my-trainers.jp/search/detail/37/0

 

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