【第9回】パーソナルトレーナー黒田先生、出張キャンペーン@千葉県船橋市

11月最終週の土曜の関東は冷え込んだ。冷たい北風は朝から息を白くした。そんな寒さの中、パーソナルトレーナー出張キャンペーンの第9回目のイベントが千葉県船橋市で行われた。女子のミニバスチームで総勢27名の子供たちが、寒さに負けず体育館を走り回っていた。


目次

  • 目と耳を使って瞬発力を磨こう!
  • 船橋市のミニバスへ訪問!
  • 声に素早く反応する
  • 重心を低くすることがバスケを制することに繋がる
  • 終始笑顔の絶えない雰囲気

目と耳を使って瞬発力を磨こう!

監督からは瞬発力の向上ができるような練習メニューがないかと相談を受けていた。バスケットボールの試合中は、敵の動き、味方の声、ボールの動きなど様々なものを目で見たり、耳で聞きながら、判断を繰り返している。これらの情報を素早く処理して、素早く身体を動くことがバスケにおける瞬発力を上げることになる。無駄な動きを省き、最小の動きで素早くパワーを出すメニューを体感してもらうことが今回のイベントの目的である。小さな子供の内にこそ重要な瞬発力を鍛えるトレーニングメニューを出し惜しみすることなく子供たちに伝えていった。

船橋市のミニバスへ訪問!

当キャンペーンはJBA(日本バスケットボール協会)会員限定情報誌である「TIPOFF(ティップオフ)」の読者限定で全国のチームを対象とした超一流のパーソナルトレーナーをバスケチームに派遣するというものだ。多数のご応募の中から選ばれたのは、船橋市で活動しているミニバスチーム「行田西MBC」である。

また、今回トレーナーを務めてくださったのは練馬区を中心に活動されているパーソナルトレーナーの黒田先生(詳細は下記URLを参照)。年間1300以上のレッスンをお持ちになり、3才から80代の幅広い世代の方の機能改善トレーニングを行っている。学校の野球部や小学校の運動会に向けた走り方指導などもされ、様々な領域で活躍をされている人気トレーナーである。黒田先生は、当イベントのために小学生の子供たちが飽きず、身体への負荷の少ないメニューを作ってくれた。

声に素早く反応する

黒田先生の呼びかける声を聞き分け、素早く反応するというメニューが行われた。右手を上げる、左手を上げる、右足を上げる、左足を上げる、ジャンプする、しゃがむ、回転する。これらの声に素早く反応することは意外と簡単ではない。応用編では、その声の逆をするというメニューも用意されていた。声の反対の動きを瞬時に判断し、動きに繋げるのに子供たちは苦労している様子だった。

ユニークなメニューとして、ミラーリングというメニューがあった。ミラーリングとは、2人1組となった状態で向かい合い、鏡のように片方の動作をもう片方が真似をするというものである。どんな動きをされても、瞬間的に判断し動きにつなげなくてはいけない。この応用編でも、反対の動きをさせるメニューや5人1組となり中央の1人を囲っている4人が中央の1人の動きと同じ動きをするなどのメニューが組まれていた。

重心を低くすることがバスケを制することに繋がる

「どうしたら早く走れますか?」子供たちから質問を受け、黒田先生は答えた。

「バスケコートは、だいたい20メートルぐらいの大きさなので、上体を起こして走る必要はないです。重心を低くしたまま走ることで、20メートルぐらいの距離をもっともはやく移動できます。リズムを刻むメトロノームの例えで説明すると、重心を下にすると早く動き、重心を上にすればゆっくりな動きとなるのと同じで、人の身体も重心が低い状態である方が安定し早く移動することができるんです。100メートル走ぐらいになると、加速をする必要があるので上体を起こす必要が出てきます。」

低い姿勢でいることがバスケでは大切とされているが、約20メートルという距離を走りぬく際にも低い重心は効果的であるということを黒田先生は教えてくれた。重心を下げることを意識させるメニューとして、2人1組となって片方が相手の背中腰に手を当て、前の人が前後ろと動くのに合わせて、後ろの人は触れている手が離れないように動くというものが用意されていた。急出発・急ブレーキに対応するのは、かなり難しいことだが、2人が重心を低くすることで互いの動きに対応できるようになっていった。

終始笑顔の絶えない雰囲気

練習中に黒田先生は何度も冗談を言ったり、子供たちに問いかけをし、答えを求めたりするシーンがあった。子供たちは最初のころは緊張した面持ちだったが、徐々に積極的に答えていくにつれ練習は活気に溢れていった。そんなコミュニケーションがある中、「なんで上手くいかないと思う?」「どこの筋肉を使っているかわかる?」などの質問を子供たちにすることで、メニューの持つ意味を子供たちに考えさせ理解してもらうことにも黒田先生は余念がなかった。

黒田先生の人柄や元々のチームの雰囲気もあり、イベントは終始笑顔に包まれていた。楽しみながら、積極的にバスケに取り組むことを行田西MBCのチームは実践しているようだった。上手にできた選手たちには、「ナイス!」と黒田先生は盛り上げていった。子供たちが今回のイベントで学んだ身体の使い方を今後の練習で意識して、これまで以上にバスケを楽しんでもらえたらと思っている。

 

 

黒田先生のプロフィール

https://www.my-trainers.jp/search/detail/62/0

バスケプレイヤー向け各種キャンペーン実施中!

https://spotoq.com/

 

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