【第4回】パーソナルトレーナー大久保先生、出張キャンペーン@神奈川県二宮町


目次

  • スポーツを続けていくための”人間力”を身につけよう!
  • 二宮町の中学校へ訪問!
  • 研ぎ澄だらだら練習しない、集中力をませる
  • 知識を身につけ、知恵を使おう
  • 続けていれば絶対にできるようになる!

スポーツを続けていくための”人間力”を身につけよう!

9月の3連休最終日、神奈川県の湘南付近は昨日までの台風が嘘のような快晴!雲一つない日差しの厳しい夏日だった。今回お邪魔したのは神奈川県の二宮町にある中学校の男子バスケットボール部である。体育館の目の前は海が広がる好立地。部員14名のうち大半が中学1年生ということもあり、身体つきはそこまで大きくない。

顧問の先生からはイベント前から、バスケをする上での基本的な身体の使い方を彼らに伝えてほしいと伺っていた。今後もバスケをし続けたり、他の競技にコンバートしても活躍できるような選手に育ってほしいというのが先生の願いだった。

バスケットボールは人よりも速く動き、高く跳ぶことが求められるスポーツである。日常生活の中では使われない特殊な動きをするバスケットボールを続けていくには、強靭な身体を作る必要がある。立つ、止まる、跳ぶ、走るなどの基本的な人間の動作をしっかりと行う能力、”人間力”を高め、ケガのしない身体作りをしていくことがとても重要である。

二宮町の中学校へ訪問!

当キャンペーンはJBA(日本バスケットボール協会)会員限定情報誌である「TIPOFF(ティップオフ)」の読者限定で全国のチームを対象とした超一流のパーソナルトレーナーをバスケチームに派遣するというものだ。多数のご応募の中から選ばれたのは、二宮町立二宮中学校の男子中学バスケ部である。

また、今回トレーナーを務めてくださったのは神奈川県茅ヶ崎を拠点とする大久保先生(詳細は下記URLを参照)。トップアスリートの指導や学校に対する姿勢指導などの経歴をお持ちの一流のパーソナルトレーナーである。選手の健康や関節の動きなどについて指導をするパフォーマンストレーナーとして活躍をされている。オーストラリアのスクールに通い、アメリカの学会にも参加され最新のトレーニングの研究への余念がない。

先生は、「人間の身体はスポーツをするほど強くは出来ていない。特殊な動きをするスポーツが与える身体への負担はかなり大きなものです。そのことを理解した上で、自分の身体を使いこなせるようにトレーニングを積むことが大切なんです。スポーツをして”楽しい”と感じることで、私たちは生きる活力を得ることができます。おじいちゃんやおばあちゃんになってもスポーツを続けていくために人間力を高める正しいトレーニングを一緒に学んでいきましょう」と選手たちに熱く語った。

研ぎ澄だらだら練習しない、集中力をませる

プログラムは早速始まった。笛の音が体育館に響きわたる。

大久保先生が練習前に選手たちへ伝えた2つの約束があった。1つ目が集中をすること。先生の動きを見て、聞いて、その場で真似をするという反射的なトレーニングをすることで、練習時間をコンパクトにし、選手たちの集中力を維持させることが目的である。練習をだらだら続けたり、時間で区切って練習をすることは、意味のないことであると断言。海外のトップクラブチームでは、ケガのリスクを高めないように、練習時間は試合時間ぐらいとされているのが一般的である。

2つ目の約束事は、水分補給を必ずすること。フットワーク中には自分のライン上に水分補給できるボトルをセットすることである。筋肉の柔軟性を維持し、ケガのリスクを下げるためには、水をこまめに補給をし”脱水”を避けることがとても重要なのである。口に少し水を含むことを英語では”シップ(seep)”と言うらしい。

手足を支える体幹部分である胴を常にブラさないことを意識して、いくつものメニューをこなしていった。「止まる」ということは「安定する」ということを意味しており、試合中にコンタクトがあるバスケットボールにおいては、外力が加わっても耐えることのできるほどの安定力を身につける必要があるのである。息の上がる選手たち。人間力を高めるトレーニングは決して甘くないことを痛感しただろう。基本的な動作を続けるための基礎的な体力と練習を続けるだけの集中力を身につけることが成長のカギを握るだろう。

知識を身につけ、知恵を使おう

大久保先生の笛への反応速度が鈍り、選手たちの集中力が下がってきたところで練習は終了した。大久保先生は、時間で区切った練習ではなくチーム・選手を見て選手に合わせたトレーニングをするべきだと伝えた。

トレーニング後に行われた、スタティックストレッチの合間に中学生のときに必要な能力について教えてくれた。中学生である12歳~15歳ぐらいの年齢にとって大切な能力は、①心肺機能②バランス力③瞬発力④切り返し⑤加速力である。筋力トレーニングは、高校に入ってからで十分であると伝えた。

大久保先生をはじめとするトレーナーやチームの顧問や監督、または保護者は、選手に対して様々な知識を与えることができる。与えられた知識を使うことによって知恵に変わる。大久保先生から与えられた様々なメッセージを選手たちがどのように受け取り、それをどのように使うかということが大切なのである。

続けていれば絶対にできるようになる!

一日で当日出したメニューをマスターすることは難しく、柔軟性を即効で高める方法も存在しないが、日々続けていれば必ずできるようになる。大久保先生は自身の中学生時代の時の運動音痴の話を伝えた。大久保先生も努力を積み重ねてきたのだ。

なんとなくやっていた練習から、メニュー1つ1つの意味を自分で考え、自分の動作に気を配るトレーニングは、おそらく今までの練習よりも何倍もきつかっただろう。自分の体を使いこなせていない、自分の感覚はあいまいであることに気づいているのと気づいていないのでは大きな差がある。

最初は外部トレーナーが来たことで緊張していた選手たちは終わったころには、立つ姿勢も良くなり、練習の切り替えのときには目を見張るようなメリハリのある動きを自主的に行っていた。質疑応答でもたくさんの質問をいただき、予定していた時間を大幅に越してしまった。「質問しなかったら絶対後悔するぞ!」と選手たちの中でも積極的な声が上がったのはとっても嬉しいことであった。

今回のイベントをきっかけに、自分の身体について知り、身体について興味を持ち、勝ちたい・もっとうまくなりたいという気持ちを持ち続けながら練習を続けてもらいたいと願っている。

 

>大久保先生のプロフィール

 

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