【第5回】パーソナルトレーナー植田先生、出張キャンペーン@大阪府


目次

  • ブレない身体作り!正しいフォームで行うことが大切
  • 【速さではなく、丁寧さを大切に】
  • 【ウォーミングアップはなるべくアクティブに動かすストレッチで交感神経にスイッチを入れることが大切】
  • 【シンプルな動きを一つ一つ丁寧に行うことが大切】
  • 【8割の生徒が筋トレは嫌い→道具を使って、楽しさを演出】

ブレない身体作り!正しいフォームで行うことが大切

今回の先生は、植田和也先生。

大阪に「からだの匠」という整体院を運営していおり、トレーニングと治療両面からアプローチしてくれる先生で、キッズアスリートからも多く慕われているパーソナルトレーナーだ。

今回出張先のチームから伺っていた、当イベントのゴールは、ボール際に強くなるための、接触プレイで負けない身体作りとケガをしないストレッチを身につけることであった。

 

【速さではなく、丁寧さを大切に】

練習を見学している最中、「ストップ動作が出来ていない(身体がしっかり止まらず、ぐらついている)」「身体に連動性がない(全身を使えず、手の力だけで無理に押し込んでいる等)」と弱点を見極めた植田先生。「こんにちは!」と大きな声と笑顔で子供たちに話しかけ、イベントが開催された。最初は緊張からか、返事もなく、顔がこわばっていた選手たちを見て、「先生は体育会系なので返事が無かったら体育館5週ペナルティー与えます!というか返事がないと先生寂しいねん。泣きそうやわー」「いいですか?」その一言で、選手たちに笑顔が出てきて、体育館中に響き渡るくらいの大きな返事が出始めた。さすが、普段から幼少期の子供たちのパーソナルトレーニングも行っており、心をつかむのが早い!

 

【ウォーミングアップはなるべくアクティブに動かすストレッチで交感神経にスイッチを入れることが大切】

今回は、ソラシック・ローテーション(胸椎回旋)と股関節モビリゼーション(股関節)のストレッチを行ったが、動きが難しいと感じた場合はラジオ体操などでも効果があるとのこと。反対に、練習後のクールダウンストレッチでは、各種筋肉をゆーくりと伸ばしながら副交感神経に働きかけると良いとのこと。このストレッチを行うだけで、接触プレイも大きく、ジャンプ動作のあるバスケットプレイヤーのケガはだいぶ予防されていくそうだ。顧問の先生から、「限られた時間の中で行う必要があり、どうしても目先のテクニックの向上ばかりを考えたメニューに偏り、ストレッチや準備運動を怠っていた」と悩みを受けていた。施設は限られており、他の部活との兼ね合いで練習時間に限りがあるようだ。こういった悩みを抱えている顧問の先生は多いのではないかと感じた。

 

【シンプルな動きを一つ一つ丁寧に行うことが大切】

接触プレイに強くなりたいという要望と弱点(ストップ動作と身体の連動性)を踏まえた筋トレとはなにか。まず行ったのは基本的なスクワット・腕立て伏せ。特別なトレーニングではないようだが、実際に行ってみると腰が曲がったり、身体がねじれたりと多くの選手が正しい姿勢で出来ていなかった。スクワットでは、椅子に腰かけるイメージでと椅子を使って分かりやすくイメージさせたり、膝がつま先より出ないということに注意した。腕立てでは、身体の軸が一直線になっているかなど、一つ一つ動きを丁寧に意識させた。一つの動作にしても、腕立てでも腕だけを使うのではなく、身体全体を使って行うことが大切、そうすることで連動性が出てくるようだ。腕だけでは100の力しか出ないが、前進の連動性があれば120の力が出る。そのことにより、ぶれもなくなり当たり負けしない身体になってくるとのこと。

すーっと納得することができた。中学生は身長が伸びる時期なので、大きな負荷は必要ないが、正しい動きを丁寧に行って柔軟性を保ちつつ行うのが良いとのことだ。

 

【8割の生徒が筋トレは嫌い→道具を使って、楽しさを演出】

バスケットが好き!そういう気持ちが大切にしたい部分なので嫌いな筋トレばかりだとやる気にならない。そんな時効果的なのが、そのバスケットボールを使った筋トレだ。座った状態で足を延ばしてボールに乗せて腹筋を鍛えるというものだ。不安定なボールを利用することで様々な方面の筋力が鍛えられるそうだ。ただ、今回はその体制をキープできない選手が多かった。腹筋が弱い証拠である。そこで、座った状態で足を延ばしボールをまたぐようにして、左右に動かすものに変更した。ここでも腹筋はもちろん、足をしっかりくっつけて膝を曲げないようにと丁寧さは大切に行っていた。

二人一組でタオルの腰に巻き、一人が踏ん張り、一人が進んでいくものも、いつもと視点も変わり、接触プレイ時にぶれない身体づくりに繋がる筋トレエクササイズも選手たちは盛り上がって行っていた。

最後は、背中、腰、ハムストリング、太ももの表裏のストレッチをじっくりと行って終了。トレーニング前は、大人しかった選手たちから、セッション終了後、1時間くらい説明攻めにあった。また顧問の先生からも、指導方法などの相談も受けた。選手たちにとって、有意義な時間になったのであれば、これほどうれしいことはない。ぜひ、ケガをせずいつまでも大好きなバスケットボールができる様な身体になっていってほしいと願っている。

 

>植田先生のプロフィール

 

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