【第6回】パーソナルトレーナー反町先生、出張キャンペーン@東京都荒川区


目次

  • 頭からつま先まで神経を集中させる
  • 荒川区のミニバスへ訪問!
  • ウォーミングアップの注意点
  • 頭を使ったトレーニング方法の勧め
  • 練習の後はクールダウンが大切

頭からつま先まで神経を集中させる

季節は10月となり蒸し暑い夏は過ぎすっかり秋の涼しい気候になった。東京の下町感あふれる荒川区のミニバスを訪問した。男女混合のミニバスのチームで総勢25名ほどのチームだった。チームのコーチからは、選手たちの身体の硬さを改善できるようなメニューを教えてほしいという要望をいただいていた。今回のイベントを通して、なぜウォーミングアップが重要なのか?なぜケガをしないことが大切なのかを子供たちに理解してもらいたいとコーチは願っていた。

なんとなく与えられたメニューをこなしているだけでは、決してパフォーマンスは向上しない。ケガのリスクを最小限にしつつ、短い練習時間の中で成果につながるようなメニューを考案する必要があった。自分の身体を自分の思い通りに動かすことがどんなに難しいかということを体感できるプログラム内容となった。

荒川区のミニバスへ訪問!

当キャンペーンはJBA(日本バスケットボール協会)会員限定情報誌である「TIPOFF(ティップオフ)」の読者限定で全国のチームを対象とした超一流のパーソナルトレーナーをバスケチームに派遣するというものだ。多数のご応募の中から選ばれたのは、都内にあるミニバスチーム「ゴールデンキッズ」である。

また、今回トレーナーを務めてくださったのは東京を拠点とする反町先生(詳細は下記URLを参照)。幅広い知識と実戦で培った指導に定評がある一流のパーソナルトレーナーである。頭と身体両方に働きかけながら行うドラウタビリティトレーニングを得意とする反町先生は今回のプログラムでも子供たちに最後まで飽きさせないメニューを考えてきてくれた。

プログラムが始まる前に、反町先生とミニバスの子供たちは一つ約束事をした。すべてのメニューに対して全力でやること。できるできないは関係なく、やろうとする姿勢が大切だと伝えた。だらだらと10回やるのであれば、全力でやった1回の方が効果も高く、身体に対する負荷も少ないのでケガ予防につながるのだ。全身を使い、頭からつま先まで神経を研ぎ澄まし、力を入れることがトレーニングにおいては大切なのだ。トレーニングは辛くて、しんどいものだから、自分を甘やかさないように日々意識することが必要なのだろう。

ウォーミングアップの注意点

最初のプログラムはウォーミングアップだった。ウォーミングアップをする前に2つの注意点が挙げられた。①ウォーミングアップの目的は、筋肉を温めることなので、止まった状態で伸ばす(静的な)ストレッチは良くない②長い時間やりすぎると筋肉が伸び切ってしまい、ゴムのような伸縮が弱まってしまうため長くても10秒以上続けて伸ばすストレッチをするのは良くない。動きの中で柔軟性を高めるようなストレッチを行うことが大切であると伝えた。

ウォーミングアップの次に行われたのは、神経系のトレーニングだ。特に小学生ぐらいの年代の子供たちは筋力をつけるようなトレーニングよりも筋肉を動かすために指示を出す、脳・神経の伝達を鍛えるようなトレーニングが良いとされている。神経を鍛えるためには何をするべきか?筋肉をスムーズに動かすためには何をしたらよいのか?それは筋肉に様々な刺激を加えることが大切だと反町先生は語った。自分の体重(自重)で行うトレーニングでも自分のフォームに細心の注意を払う必要がある。自分のイメージ通りに身体を動かせているかを鏡や友人・家族とで確かめ合うことが良い方法だという。

頭を使ったトレーニング方法の勧め

筋肉を大きくするだけがトレーニングではなく、神経を鍛えることも大切なトレーニングである。脳トレに近いメニューが子供たちに与えられた。反町先生とじゃんけんをして常に負けるメニューや、右手と左手で親指と小指を合図によって交互に出し分けたり、先生の合図でしゃがんだりジャンプしたりするメニューなどが行われた。反町先生の声、笛の合図、動作などを見て瞬時に判断し、身体を動かさなくてはいけないので、子供たちも保護者も頭がこんがらがっている様子だった。遊び感覚で続けることが大切であり、慣れてしまうと脳への刺激は少なくなってしまうので常に新鮮なメニュー考案が必要である。

練習の後はクールダウンが大切

プログラムの最後はクールダウンが重要であると反町先生は最後に熱を持って、子供たちに伝えた。反町先生はケガで悩んでいた経験があり、スポーツを続ける上でケガをしないでいるということはとても重要なことであると語った。クールダウンでは、止まった状態で伸ばす(静的な)ストレッチが有効であり、筋肉をほぐすことを意識しながら少し長めに行うことが大切である。

クールダウンの注意点は3つ挙げられた。①呼吸を止めないこと。呼吸を止めてしまうと筋肉に力が入ってしまい、筋肉は伸びず逆効果になってしまう。辛くても呼吸を止めないようにしよう。②猫背にならず正しい姿勢でストレッチをすること。猫背など姿勢が悪いと筋肉の伸びが小さくなってしまうので、筋肉をほぐすことができないのだ。③リラックスしてストレッチをすること。筋肉がこわばっていると効果は小さくなってしまうので、精神的にもリラックスした状態でストレッチをすることが重要になってくる。

今回のイベントをきっかけに、自分の身体の理解を深め、さらにバスケが好きになって、ケガの少ないバスケ人生をこれからも過ごしてもらえたらと願っている。

 

>反町先生のプロフィール

 

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