トレーナー直伝! 指導者が選手のコンディションを把握するポイント

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開志国際高校のように、トレーナーの手厚いサポートを受けられるチームはそう多くない。しかし、どんな状況であっても、指導者は最大限に選手たちのコンディションを気遣い、長く現役生活を続けられるように手助けする責任がある。

 

ごく普通の公立高校などでもサポートを経験した菊元孝則トレーナーは、指導者に向けていくつかのヒントを教えてくれた。

 

・とにかく選手のことを観察する

一番大切なことは、日頃からよく選手のことを観察することです。例えば歩き方や立ち方、走り方や跳び方のクセなど。いつもよりもシュートが入っていない、シューティング中にいつもと違う種類のシュートを打っている、走り方がいつもと違うというような時は、選手が何かしらのトラブルを抱えていると考えたほうがいいかもしれません。

 

観察の場は部活中だけではありません。普段の授業中、廊下を歩いている姿なども参考になると思います。

 

顧問が複数いる場合は、それぞれが密に連携を取ることも大切です。私が開志国際高校を訪れるのは週に1回ですが、その間はコーチ、アシスタントコーチらスタッフ間とのライングループで、選手の様子を都度聞くようにしています。

 

・専用アプリを導入しても

選手によっては「試合に出られなくなる」という思いから体調の変化を隠し、状況を悪化させてしまうこともあります。そういったことを防ぐために、コンディション管理アプリを導入するのもいいかもしれません。

 

開志国際では、選手が各自、睡眠時間や食事の量、体の疲労度、痛みのある箇所などをスマホで毎日入力し、トレーナーがそれを確認します。ヘッドコーチは見ません。選手の自己管理能力を高めつつ、トレーナーとして選手の状況を一括で確認できるという利点があります。

 

 

2019年9月11日発行の「TIPOFF22号」の巻頭特集で取材した内容をLaneupで掲載中!

”TIPOFF”とは…日本バスケットボール協会(JBA)の会員向けのバスケ情報誌。JBA会員に向けて無料で発行している。日本バスケの熱を伝えるバスケットボールマガジンである。

※JBA会員の方はチーム代表者から受け取ってください。

 

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