
リバウンドが試合の行方を左右するほど、バスケにとってリバンドは大切です。身長が低くても、気力や練習で高いリバウンド力を身に着けることはできます。そこで、リバウンド練習についてタイミングやコツを紹介しましょう。
飛び込みリバウンドのメリットとタイミングは?
飛び込みリバウンドの意味は、ディフェンスの意図しない方角から走り込んで来てリバウンドを取る技術のことです。そのメリットやタイミングの掴み方をお伝えします。
身長の低さをカバーできる
飛び込みリバウンドは身長の低い選手でも可能です。タイミングさえ合っていれば、自分より背の高い選手を相手にしてもリバウンドを取れます。助走を使ってボールに飛びつく技術なので身長差のある相手にも負けません。そのままリバウンドシュートも可能です。
ディフェンスを翻弄できる
飛び込みリバウンドの極意はディフェンスの裏をかくことです。ディフェンスにとっては、急に死角から飛び込んで来られるような感じですので、為す術がありません。完全に翻弄された相手のディフェンスは、精神的にも体力的にも消耗してしまうでしょう。
スクリーンアウトにかからない
飛び込みリバウンドを使うと、スクリーンアウトにもかからなくなります。ディフェンスがスクリーンアウトをかける前に始動するため、相手はファールを恐れて無理に仕掛けることもできません。
リングにボールが当たってから飛び込む
飛び込みリバウンドのコツは、シュートが放たれた瞬間ではなく、ボールがリングに当たるその瞬間に走り込むことです。正確なリバウンドの位置を予測することも大切ですが、リングにボールが当たる瞬間に走り込むというタイミングさえ掴めれば、あとは気力さえあれば身長が低くてもできます。走り込むのが早くなりすぎないよう、慣れるまでは心の中でカウントを数えるなど工夫しましょう。
リバウンド王とは?
「リバウンド王」とは、7年連続でリバウンド王を獲得したデニス・ロッドマンの異名です。
デニスロッドマンがリバウンド王のわけ
ロッドマンがリバウンド王になれたのは、リバウンドに参加する機会を自分で増やしたからです。強力なスタミナと走力、ディフェンス力により、大きな選手より早くリング下に行くことができました。また、練習からボールの跳ね方を研究しており、シュートがどこに落ちるかを正確に把握していたとも言われています。
まとめ
以上、飛び込みリバウンドについて、そのメリットやコツについてお伝えしました。特別身長が高くなくても、ロッドマンのようにリバウンド王になれることも可能です。コツが掴めるまで練習しましょう。