【バスケ】ゾーンディフェンスの種類やメリット!対策、攻め方も解説!

バスケのディフェンスには様々な種類があります。その中でもゾーンディフェンスは、さらにいくつかの種類に分けられています。そこで今回は、ゾーンディフェンスについて徹底解説していきましょう。

 

 

【バスケ】ゾーンディフェンスとは?

ゾーンディフェンスとは、守備の戦術の1つです。マンツーマンディフェンスとは違い、人を守備するのではなく、場所を守る役目をしています。

 

ゾーンプレスとは違う?

ゾーンプレスとは、ゾーンを守るだけではなく、オールコートで相手にプレッシャーを仕掛けて、相手のミスを誘う戦術です。

ゾーンディフェンスは、ハーフコートで相手のシュートを防ぐことを目的にしていますが、ゾーンプレスは、相手からボールを奪うことを目的にしています。

そして、ゾーンプレスを行うことは、簡単なことではありません。オールコートでプレッシャーを仕掛けるため、コート内を走り続ける体力やプレッシャーを仕掛けるタイミングを熟知する必要があります。

そのため、ゾーンプレスを行うためには、事前にしっかりと練習をして身につけておくことが大切でしょう。

 

禁止されている年代がある

ゾーンディフェンスやゾーンプレスといった高度な技術は、15歳以下のカテゴリでは禁止されています。

理由は、バスケットボールの基礎能力や1対1での強さ、個人のスキルアップには不向きだからです。

 

マンツーマン推進

バスケのディフェンスには、ゾーンディフェンスとゾーンプレス以外に、マンツーマンディフェンスがあります。

マンツーマンディフェンスは、人を守るディフェンスです。バスケの初心者が、必ず最初に身につける戦術でもあります。

そのため、ゾーンディフェンスやゾーンプレスよりもマンツーマンディフェンスの方が、バスケの基礎能力として、とても効果的で身につけやすい戦術です。

ですから、ディフェンスの技術ではマンツーマンディフェンスを推進しますし、一番レベルアップしやすい技術とも言えます。

 

NBAでのゾーンディフェンスの変遷

ゾーンディフェンスの禁止は、日本だけではなくNBAでもされています。ですが、NBAは年齢ではなく、2000~2001シーズンの間だけ、禁止されていました。

このNBAでのゾーンディフェンス禁止の規則は、チームとして不利にならず、逆にスター選手の個人能力の発揮に繋がりました。

ですが、2000~2001シーズンが終わり次第、ゾーンディフェンス禁止が解禁となり、今ではNBAもゾーンディフェンスを活用しています。

解禁となった理由は、ゾーンディフェンスの禁止がされていると、スター選手は個人プレーとなり、他の選手が突っ立っているだけだったりその個人プレーから選手が離れたりすることが多くなったからです。

そのため、選手全員のパフォーマンスを取り戻すことを目的として、ゾーンディフェンスが解禁されることとなりました。

 

 

【バスケ】ゾーンディフェンスの種類

ゾーンディフェンスには、様々な陣形があります。今回は、6つ紹介していきましょう。

 

2-3

2-3の陣形は、バスケの試合の中でもっとも一般的な陣形です。2-3の数字は、ディフェンスの位置を表しています。

2-3の陣形の場合、トップに2人、ブロック周辺に2人、ペイントエリア内に1人のポジションです。

 

メリット

2-3の陣形のメリットを紹介していきます。

・速攻の形に繋げやすい

2-3の陣形は、決められたポジョンにディフェンスが立っているため、練習通りの速攻を出すことが可能です。

・エースプレイヤーを止められる

マンツーマンディフェンスで止められないプレイヤーを2-3陣形で止めることができます。

・ゾーンディフェンスに慣れてないチームが多い

ゾーンディフェンスに対しての対策を練習しているチームがとても少ないため、ゾーンディフェンスをすること自体、自分のチームにとって大きなメリットになります。

 

デメリット

デメリットについても紹介していきます。

・練習に時間が奪われる

ゾーンディフェンス自体、簡単な戦術ではないため、練習して身につけるとなると、相当な練習時間が必要になります。ゾーンディフェンスに時間が奪われると、個人のスキルアップが難しくなるでしょう。

・リバウンドが取りにくい

ゾーンディフェンスは、マッチアップをしていないためディフェンスリバウンドが取りにくいです。

 

 

 

2-1-2

2-1-2陣形は、2-3陣形の中央のセンターが前に出て、X字型になるゾーンディフェンスです。

2-1-2陣形の特性は、基本2-3と同じなため、活用しやすいと思います。

 

メリット

・ディフェンスリバウンドがしやすい

X字型のゴール下の方では、3人が三角形のポジションになっているため、リバウンドがしやすいです。

・速攻しやすい

ディフェンスリバウンドがしやすいため、前にいた2人が走って速攻が出しやすくなります。

・陣形の変形が簡単にできる

2-1-2から、2-3や3-2へ変形が簡単にできます。

 

デメリット

・逆サイドのパスに対応しにくい

X字型のため、人と人の間に必ずチームの仲間が一人いる状態のため、パスに対応しづらくなります。

・陣形が崩れやすい

カットインされると、2-1-2の陣形は崩れやすくなります。

・外からのシュートに弱い

2-1-2陣形は、基本ゴール下の中心を守るため、外からのシュートに弱いです。

 

 

 

3-2

3-2陣形は、2-3や2-1-2などと同様に、一般的なゾーンディフェンスです。そしてポジションは、2-3陣形の逆ですので、イメージしやすいかと思います。

 

メリット

・三線速攻がしやすい

トップと両サイドに選手がいることで、ディフェンスリバウンドやパスカットからの速攻がしやすいです。

・アウトサイドに強い

3-2陣形は、前の3人がアウトサイドを守っているため、外からのシュートを防ぎやすいです。

 

デメリット

・ディフェンスリバウンドに弱い

ゴール下を2人で守っているため、ディフェンスリバウンドがとても弱いです。

・ハイポストが守りにくい

3-2陣形は、真ん中がガラ空きなため、ハイポストにパスが入ると守るのがとても困難になります。

 

 

 

1-3-1

1-3-1陣形は、十字架型になります。トップ、ウィング、ウィークサイドウィング、ミドルセンター、ウォーリアーのポジションに立ちます。

 

メリット

・速攻しやすい

1-3-1陣形は、三線の形ができているため、ディフェンスリバウンドからの速攻に繋げやすいです。

・オフェンス側の起点を防げる

オフェンスは、基本的にガード・ウィング・ハイポストの3箇所からオフェンスを展開してきますが、1-3-1陣形はこの3箇所を重点的に守るため、起点を防ぐことができます。

 

デメリット

・プレイヤーが限定される

1-3-1陣形の効果を発揮させるためには、1人か2人は長身プレイヤーが必要です。

・リバウンドが弱い

1-3-1は、ゴール下を1人で守っているため、圧倒的にリバウンドが弱いです。

 

 

 

1-1-3

1-1-3陣形は、2-3陣形の前に立つ2人を縦に置いた形になります。インサイドに攻めてくるオフェンスに対して有効です。

 

メリット

・インサイドに対して有効

インサイドを3人が守っているため、ディフェンスの効果が発揮されやすいです。

・速攻が高確率で出る

トップの人が走り、ディフェンスリバウンドを成功させた場合、効果率で速攻が成功します。

 

デメリット

・特定の場所がフリーになりやすい

両サイドの45度がフリーになりやすいです。そのため、外からのシュートに弱くなります。

・ディフェンスリバウンドが弱い

ゴール下を1人で守っているため、リバウンドの成功率がとても低いです。

 

 

【バスケ】ゾーンディフェンスの対策や攻め方

ゾーンディフェンスを習得しているチームは少ないですが、ゾーンディフェンスの対策をしているチームの方がもっと少ないです。

そこで、ゾーンディフェンスの対策や攻め方について解説していきます。

 

スペースを使う

ディフェンスの間のスペースを利用して、ドリブルを切り込みをしましょう。切り込みをすることで、フリーの選手を作ることができます。

ドリブルを切り込むためには、ディフェンス側のスキを見つける必要があり、そのためには、ドリブルやフェイントを使って事前に揺さぶることが重要です。

この攻め方は、2-3、3-3、1-3-1ゾーンで使えます。

 

速攻を使う

ディフェンス側が陣形を整える前に、速攻でゴールを決めにいきましょう。

ディフェンス側は、オフェンス側とチームのバランスを考えて動くため、オフェンス側の速攻に弱いです。

 

ディフェンスのズレを狙う

ゾーンディフェンスをしている際は、マンツーマンではないため、積極的にディフェンスのズレを狙い、インサイドから攻めましょう。

ディフェンス側の背後をつくのがポイントです。

 

ハイ&ロー

ハイポスト、ローポストなどにボールを集め、ディフェンスを引きつけましょう。ディフェンスを引きつけることができれば、アウトサイドからのシュートが容易になります。

 

リバウンドを積極的に狙う

ゾーンディフェンスの陣形の2-3や1-1-3以外は、ディフェンスリバウンドがとても弱いため、積極的にリバウンドを狙いましょう。

ただ、リバウンドだけではなく、スクリーンを行うとさらにリバウンドが取りやすくなります。

 

 

まとめ

今回は、ゾーンディフェンスの種類やメリット、そして対策や攻め方について解説してきました。

ゾーンディフェンスは、基礎能力として身につける戦術ではないため、学校やサークルで身につける機会は少ないかと思います。

また、ゾーンディフェンスは全国的に習得したり対策したりしているチームは少ないです。そのため、一度ゾーンディフェンスの守り方や攻め方を習得してしまえば、チームの戦力となり勝利する可能性が大きくなります。

この機会に是非、ゾーンディフェンスの守り方や攻め方を習得していただけたら幸いです。

 

 

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