2015年 ASIAバスケットボール選手権大会

優勝チームにはリオデジャネイロオリンピックの出場権が与えられるアジア選手権
激動の年に日本国内の期待を背負った日本代表は男女とも重要な大会で素晴らしい快挙を成し遂げたハヤブサジャパンに迫る。


目次

  • アジア選手権2連覇を達成。3大会ぶりオリンピック出場権獲得!
  • 18年ぶりのベスト4入りを果たし、オリンピック世界最終予選へ進出

アジア選手権2連覇を達成。3大会ぶりオリンピック出場権獲得!

8月29日から9月5日まで、中国・武漢で行われた「第26回FIBA ASIA 女子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピックアジア地区予選)」で、女子日本代表が2連覇を達成した。同時に国内球技として最初に、来年の8月に行われるリオデジャネイロオリンピックへの出場権を獲得した。2004年のアテネオリンピック以来、3大会ぶりのオリンピック出場である。

前回大会に続き、今大会でも全優勝できた要因としては、これまでにない選手個々の才能が挙げられる。10.渡嘉敷来夢選手、12.吉田亜沙美選手、6.間宮佑圭選手など、チームをけん引する3人に加え、若手を中心とした9名の選手もそれぞれの持ち味を最後まで存分に出し切った。

しかし、個々の力だけで勝てるほどのアジアを制するのはたやすくない。女子日本代表が、今大会で最も力を発揮できた理由は「我慢」にある。連覇を期待する首位のプレッシャーや、日本を負かそうと向かってくる値して、最後まで日本のバスケットスタイルを信じ、ピンチにも動じずそれを貫き続けた。そうした「我慢の継続」こそがアジア連覇を達成しチア最大の理由である。キャプテンの吉田選手はこのように語っている。

「オリンピック出場にかける一人ひとりの思い出が強かった。それがこのチームの良さだったと思います。みんなが助け合って、支え合って、誰かがダメなら、他の誰かが助けてあげようと思えるチーム。日本の強みはチーム力です」

チームの地らかにより個々の才能を最大限引き出した女子日本代表は来年、世界に挑む。

 

18年ぶりのベスト4入りを果たし、オリンピック世界最終予選へ進出

9月23日から10月3日まで、中国・長沙で行われた「第28回FIBA ASIA 男子バスケットボール選手権大会(兼2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)」で男子日本代表は4位となった。これは、近年アジアでベスト8の壁をなかなか超えられなかった日本にとって大きな前進と言える。

今大会では、リバウンドやルーズボールといったニュートラルな(どちらのチームも保持していない)ボールを、これまで以上にしっかりとマイボールとしてキープできた。特に日本の1番の弱点と言われてきたりリバウンドで互角の争いができたことは、日本が最も得意とする側溝の形に持ち込めた最大の要因だろう。

男子日本代表のエースとして存在感を示した6.比江島慎選手は、これまでとは異なる手応えをこう表現する。

「これまでの男子日本代表は、競り合いの場面で相手にリバウンドを取られて負ける試合が多かったです。でも今大会では最後まで気持ちが切れずに、しっかりと相手にコンタクトし続けてリバウンドが取れていました。リバウンドが勝因の一つだと確信できましたし、そこで勝てればふゲームにも勝てるんだと、改めて確認することができました」

今大会でのリオデジャネイロオリンピック出場は決まらなかったが、ベスト4に入ったことで2016年7月に開催されるオリンピック世界最終予選への出場を獲得した。課題はまだまだ山積みだが、克服が難しいと思われていたリバウンドで成果を出した今、オリンピック出場も決して夢ではない。

 

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